東京の日本語学校 MLC

日本語学校MLC目黒ランゲージセンター 東京
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勉強会

 
勉強会は面接後に採用が決定した方を対象に行っています。
1回3時間、約48回(週2回で約6ヵ月)でプログラムされています。


生徒さんから次のような質問が出たらどうしますか。
このような質問にさっと、ちゃんと答えられるように行っているのが勉強会です。

Japanese For Busy People 1 レベルの質問
  「新宿に行きます」と「新宿へ行きます」の違いは何ですか。
  「どうぞ」も「おねがいします」もpleaseですよね。どう違いますか。
  いつ「東京で・・・」、いつ「東京に・・・」を使いますか。
  「大きい」はい形容詞ですから、「大きな家」は間違いですよね。
  「日本語を勉強します」と「日本語の勉強をします」の違いは?

Japanese For Busy People 2 レベルの質問
  「買ったんではありません」と「買わなかったんです」はどう違いますか。
  理由の「から」と「ので」はどう違いますか。
  「行ったら」、「行くなら」、「行けば」、「行くと」の違いは何ですか。
  「私が住んでいるところ」はどうして「が」を使いますか。
  「〜かもしれません」は"may be"ですか。可能性は何%ぐらいですか。

Japanese For Busy People 3 レベルの質問
  「開けてあります」と「開けておきました」はどう違いますか。
  「勉強するために」と「勉強するように」はどう使い分けますか。
  「彼に行かせます」と「彼を行かせます」はどう違いますか。
  「教えてもらいました」と「教えてくれました」は何が違いますか。
  「読ませられました」と「読まされました」は違いますか。


勉強会で勉強すること

  • Japanese For Busy People Vol. 1, 2, 3 とMLCオリジナル教材の使い方、教え方。

    MLCには教師が共有できるオリジナル絵カード、ワークシート、リスト、テスト、ホームワークがたくさんありますので、それらを利用しながらBPの教え方を学びます。一人一人が夜なべをして教材を作る必要はありません。「目からうろこ」もたくさんあるはずです。「こんなにたくさんの教材が!」と感動してくれる人もいます。一人で作ったらものすごい時間がかかるものをみんなで使う、それがMLCのやり方です。一人一人が、何時間もかけて、人物紹介の絵カードを作ってもしかたないと思いませんか?

  • 「生徒さんがわかる日本語」と「最小限の英語」
    間接法といっても、英語でべらべら話すわけではありません。教えた部分、生徒さんがわかることは日本語を使います。これはかなりの訓練が必要です。特にBP1レベルでは未習と既習の区別が非常に重要です。今、このレベルで何を使ってはいけないのか、何を使っていいのか、それを常に認識しながら話します。さらに、未習であるからといって簡単に英語で言ってしまうのではなく、やさしい日本語に置き換えられるものは易しい日本語で言い換えなければなりません。この部分はプロの技、職人の技です。

  • 文法
    基礎となるBP1、2、3の範囲の文法を勉強します。養成講座を出た人でもほとんどの方は文法の説明が弱いようです。面接で「生徒さんにこう質問されたらどう説明しますか?」というような簡単なテストをしますが、多くの方が惨敗です。1〜2年教えた経験がある人でも、果たしてその説明で生徒さんが本当に納得するだろうかと考えると厳しい評価をせざるを得なくなります。教える以前に自分で日本語の文法が分かっていないことがあります。使えるけど分かっていないから説明できない、教えられない、ということだと思います。さらに、それをもし英語で説明しようとすると、日本語でも適切に説明できないのですから、大変なことになってしまいます。でも、安心してください。それをできるようにするのが勉強会です。

  • こんときはどうすればいい?
    実際にレッスンをしているといろいろなことが起きます。いろいろな生徒さんがいます。こんなときどうすればいいのか、こんな生徒さんにはどう対応すればいいのか、そんなことも勉強会で考えます。勉強会では文法的なことはもちろん、このような教師としての在り方について、たくさんのことを考え、学んでゆきます。

  • 「は」と「が」
    「は」と「が」は自信がない方が多いようです。大丈夫です。自信を持って教えられるようになります。これも「目からうろこ」だと思いますよ。4歳や5歳の子どもでも「は」と「が」の使い分けはできます。こどもの頭の中に、日本語の文法書にあるような「は」と「が」に関する定義が何項目も書き込まれているのでしょうか?「は」が持つ機能と「が」が持つ機能を核の部分から捉えます。実際には生徒さんが「は」と「が」を学ぶのと同じような手順で時間をかけてじっくりと学びます。理屈だけではなく、感じるように気付いて行きます。

  • 漢字の教え方
    いつごろ教え始めるのか、何を使って教えるのか、どうやって教えるのか、どのぐらいのペースで教えるのか・・・一人で教えていたら蓄積するのに何年もかかるようなことを学んで行きます。MLCにはオリジナルの漢字テストなどがたくさん準備されています。

  • 日本語能力試験について
    「先生、能力試験を受けたいんですけど」と生徒さんに急に言われても困らないように、そのノウハウをシェアします。

  • 勉強会で得ることのできる知識は、日本語教師5年ぐらいの経験に匹敵するのではないかと思います。
    もし、勉強会の受講料を頂くとしたら養成講座の数倍?と思ってしまいます。準備されているワークシート、テスト、その他の教材は個人で作ったら10年を超えるものでしょう。

スケジュール

  • 週2回です。週1回のコースはありません。
    週1回だとだらだらと時間がかかるので、週2回で実施しています。養成講座でも長い間勉強してきたのですし、いつまでも勉強ばかりしていても仕方がありません。早く教師としてデビューするためにも集中的に行います。

  • 勉強会は1日に2課程度のスピードで進めます。計約48回。約6ヶ月で終了します。参加人数や質問量などによって勉強会の進行速度が変わります。一人でも参加できないときは勉強会を延期します。したがって、欠席ということはあり得ません。
    熱心な人が多い勉強会ほど質問や提案が多くなり時間もかかります。時間がかかるのはお互いに大変ですが、その分勉強になるのでいいことだと思います。また、途中で息切れしてくるので、休みを入れたりすることもあります。そうするともう少し期間が延びます。

  • 1回の勉強会に最低4〜8時間の準備が必要です。
    これはかなり個人差があると思います。ちゃんと調べたり、考えたりするとかなり時間が掛かると思います。

勉強会の前に準備すること

  1. 書き込みを自分の教科書に書き写す。
    これが非常に大変です。原始的なことですが、いまのところこれしか方法がありません。勉強会で一番大変なのがこの書き込みを写す作業かもしれません。「やっぱりこれは自分で書かないと」と実際にした人からの声が多いように、やってみるとその意味がわかるようです。

  2. 教材をどこでどのように使うか確認。
    必要なオリジナル教材のコピーを持ち帰えっていただき、実際にやっていただきます。
  3. 勉強会でのQ&A
    登録教師のページに「BPのツボ」という項目があります。その中に、いままでの勉強会で出た質問、提案の一部が紹介されています。それを読むことで他の教師がどのようなことを考えていたのかが分かります。他の人の質問や考えを読むことで、自分の考えも広がります。勉強会では、何度やっても新しいアイデアが出てきます。勉強会は本当に面白いですよ。勉強になります。

  4. 教案をB5、1〜2枚にまとめる。自分のアイデア、提案、質問を書く。
    この「自分のアイデア、提案、質問を書く」ことが非常に大事です。

  5. 該当する課のテキストを全部読む。
    英文も読みます。生徒さんがどう理解しているのかが分かります。また、日本語による日本語の説明より、英語での説明のほうが分かりやすいことがあります。

  6. 前日の夜9時までにメールに添付して勉強会のメンバー全員に送る。
    他の人の教案も見て、勉強しておくということです。

  7. 教師用のクイズに答えておく。(1課あたり20〜30問)
     これも勉強会の一つの大きな柱です。実際にレッスンで聞かれたことや聞かれそうなこと、教師として理解しておいたほうがいいことがクイズになっています。1問1問が貴重です。質問の中には答えを出すために何時間も悩んだり、多くの人と相談したりしてやっと答えを導いたものもあります。5分や10分で諦めずにじっくり時間をかけて考えていただきたいと思います。

勉強会の流れ

  1. 教案発表、提案・質問

  2. 教師用クイズの答え合わせ

  3. モンストレーション
    特にBP1レベルでは言葉の使い方、指示の出し方、話のスピード・・・などなど、時には目線や表情までいろいろと学べるはずです。また、生徒さんが何をどう考え、どう理解し、どんなところでつまづきやすく、どんな質問をしてくるのか、そんなことも見えてくるはずです。始めのうちは私が教師役をしてデモンストレーションをしますが、その後、皆さんにもデモをしていただき、他のメンバーからもフィードバックをもらいます。

費用

勉強会は無料ですが次のような費用がかかります。

  • 勉強会に通うための交通費

  • 教科書代(BP1,2,3の3冊)
    MLCで買うと教師は10%引きです。必要なものから順に買っていって下さい。すでにもっている人は買う必要はありません。

    BP1 = 2,900円+tax、BP2 = 3,200円+tax、BP3 = 3,500円+tax

  • MLCオリジナルワークシートなどの教材のコピー代として約1万円
    これは教案作成準備のため、または教師自身の文法の勉強のためのものです。必要に応じて1枚10円でコピーしていただいています。

  • できれば将来のために20,000円〜30,000円の電子辞書、またはスマホの辞書

     和英、英和、国語でちゃんと例文が出るもの。5千円ぐらいの安いやつはだめです。BP1ぐらいだったら辞書を使わなくても何とかなりますが、もしこれから日本語教師をずっと続けていくのなら、いずれは必要になる電子辞書ですから早いうちから持っていただきたいと思います。国語辞典で語源を調べて意味の似ている言葉の違いを調べたり、和英辞書で英語からそれらの違いを調べたりと、教師としての勉強にも非常に役に立ちます

FAQ

  • Q: 勉強会にだけ参加したいのですが、できますか?
    A: できません。勉強会は面接後に採用になった方のトレーニングのために実施しています。

  • Q: 勉強会はいつ始まりますか。
    A: 同じスケジュールで参加できる人が2〜3名集まった時点で始まります。

  • Q: 勉強会は途中からの参加もできますか。
    A: できません。

規則と預かり金について

採用が決まった場合は全員勉強会に参加していただきますが、その際に誓約書に署名していただき、預り金として7万円を納めていただく必要があります。


誓約書の主な内容
  • 勉強会受講開始から5年間は、最低週15時間を勤務可能時間として登録する。

  • 勉強会開始時に違約金に当てる預かり金として7万円を納める。預かり金は勉強会開始後、5年(給与支払い月数60ヶ月)勤務した時点で返金される。お給料が支払われた月を1回として、60回で5年間とする。

  • 5年間に満たない時点でMLCでの勤務ができなくなった場合、もしくは勤務可能時間を15時間以上登録できなくなった場合には預り金は返却されない。
  • 休職届けなしに、1年半以上の勤務実績がない場合、登録から外れる場合がある。
  • MLCのオリジナル教材を他校において、また個人の学生に使用しない。

  • 退職後、コピーしたMLCのオリジナル教材を全て返却する。
1999年12月までは、誓約書も預かり金の制度もありませんでした。その年の秋、勉強会終了直後に「私は中国に行きます」と言って消えてしまった人と、「これだけ教材があればどこに行っても教えられる」と言って教材のコピーをたくさんとって消えてしまった人がいました。そのことがきっかけとなり、このままではいけないと、誓約書と預かり金の制度を作ることになりました。決して5万円がほしいわけではありません。あくまでも「勉強会は教師の質をある程度以上に保つために無料で行うもの」という位置付けで勉強会を行っています。その点をご理解ください。