JLPT N2の文法 grammar: ~ところだった


 意味

もう少しで~になりそうだった。

 

 接続

[辞書形・ない形]+ところだった。

 

 注意

実際にはそうならなかったときに使う。口語では「ところ」は「とこ」になることもある。

 

 例文

① 今朝はもう少しで遅刻するところでした。 (遅刻しなかった。ぎりぎり間に合った)

② おー、危なかった。もう少しで車にひかれるとこだった。

③ もうちょっとで作業が全部終わるところだったのに、予定していなかった来客のせいで予定が狂ってしまった。

④ あっ!そうだ。明日は彼女の誕生日だ。もうちょっとで忘れるところだった。危ない。危ない。

⑤ 「あれ、1時からお客さんのところじゃなかったっけ?」「えっ?あっ、そうそう、お客さんのところ、行くんだった。危ない。遅れるとこだった。ホント、思い出させてくれてありがとう。助かったよ。すぐ出なくちゃ」


<漢字の読み>
遅刻する(ちこくする)、作業(さぎょう)、狂う(くるう)、誕生日(たんじょうび)

英語は理解のためのヒントです。
① I was almost late this morning. (I wasn't late. I was just in time)
② Oh, it was dangerous. I was almost run over by a car.
③ I was about to finish all the work, but the schedule went wrong because of an unplanned visitor.
④ Oh! That's it. Tomorrow is her birthday. I almost forgot about it. Dangerous. Dangerous.
⑤ "Isn't it the customer's place from 1 o'clock?"
"Oh, yeah, I went to the customer. It's dangerous. I was almost late. Thank you very much for reminding me. It was saved. I have to leave soon."

 

 Quiz

QUIZ:1 今朝はいけないとは知りつつ、歩きスマホをしていて電柱に      
  1 ぶつりところだった
  2 ぶつかるところだった
  3 ぶつかるのところだった
  4 ぶつかったところだった
   
QUIZ:2 思い出させてくれてありがとう。もう少しで、オンラインミーティング時間を      
  1 忘れるところでした
  2 忘れたところでした
  3 忘れそうなところでした
  4 忘れてしまいそうなところでした
   
電柱 でんちゅう

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~限りだ。

Updated Mar 20, 2021